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2017年10月21日土曜日

ゲームウォッチという懐かしいアイテム


1980~81年くらいだったでしょうか。ゲームウォッチという携帯ゲーム機が一世を風靡していました。
任天堂がブームの火付け役となりエポック社等が追っていくような展開だったかと記憶しています。
その後1983年くらいになると圧倒的にファミコンの時代になっていったのですね。

自分が持っていたのは任天堂のパラシュートとエポック社のモンスターパニック、スペースパニックでした。
当時の所持品は実家の屋根裏にあるものの、壊れていて動作しませんでした。

世の中には物を大事にして長期保管される方も多くいらっしゃるようで、ヤフオクやメルカリには状態の良いものも数多く出品されています。

当時の売値は6,000円くらいだったように思いますが、昨今、新品同様までいかずとも普通にプレイできる程度の良い状態のものがヤフオクで3,000円~5,000円くらいで入手可能です。

銘柄や品質を選ぼうとすれば良い出品に出会うまで時間を要します。
3台入手するのに数か月を要しました。


最左の茶色縁が任天堂の「パラシュート」なのですが、当時同じものを誕生日に買ってもらいました。

今でこそ鮮明なカラー画面で複雑なゲームを楽しめる携帯端末は無数にありますが、当時は白黒液晶のこれが最先端。
これを買いにダイエー二階のおもちゃ屋さんに行くときは嬉しくてワクワクでした。

かなりの種類が発売されていましたので友達数人で持ち寄って交換しながらプレイするのが楽しかったものです。

こういうゲームはルールが単純なのでやればやるほど上達するんですよね。
任天堂のゲームウォッチは999点を超えると0点に戻るのですが、そのフェーズになると液晶の表示限界を超えるくらい高速になり非常に高難度かつ見えにくくなります。

初めて999点超えを迎える瞬間はドキドキ物で、まるで世界最高峰の山を登り切るかのような緊張感と達成感を感じたのが思い出されます。

さて、電池を入れてプレイしてみましょう。



達人の域だった当時の腕前には及びませんが、その後数々の高難易度なTVゲームで鍛えられた私ですので40年近くを経た今でもまあまあの腕前。
でも5分もやると飽きますが。。

4歳児の子供にやらせてみたところ、30分くらいは楽しんでいました。

動くものに反応する狩猟本能に基づくものなのか、こんな単純なものでも子供にはそれなりに楽しいのですよね。
私にとってレトロなものは、もしかしたら子供にとっては初めて見る新鮮なものなのかもしれません。

2017年7月23日日曜日

小金城址駅


小金城趾駅って何とも言えず風光明媚な駅ですよね。
新坂川の河岸は自然の状態が保たれており夕方には夕焼けが川面に映りピンクや紫になります。
今でも夏の夜には虫の声やウシガエルの鳴き声が聞こえますよね。


こんな風光明媚なホームのベンチに座ってゆっくりビールなど頂くと、とっても美味しいのであります!



少なくとも70'sまではこのあたりの経済の中心地は流山。
新松戸の付近はド田舎中のド田舎で、小金城趾は流山に少し近い分発展が早かったようです。
小金城趾駅は長らく昔の情景を残していたのですが3.11の震災でダメージを受けたため駅に連結していた市営住宅の部分が取り壊しとなり、駅の形が若干変わってしまいました。

そんなこともあろうかと取り壊しが行われる前に小金城趾の駅を撮影しておいた映像があります。
カメラワークが悪く若干残念な感は否めませんがYouTubeにアップしましたので是非ご観覧ください。



2017年7月8日土曜日

スライムという懐かしいアイテム


大分前の話になりますがヤフオクでツクダオリジナルの「スライム」と「ワームマン」を落札しました。
どちらも新品未開封ということで結構なお値段でしたが、思い切ってお買い上げです。



こいつらが流行っていたのは1981年頃と思います。

スライムは緑のネバネバした物体で、ワームマンはやはり緑色のゴムっぽいヘビ型のおもちゃです。

イラストやパッケージのデザインなどから何となくそんな感じはしていたのですが、こいつらは元々米国で開発されたおもちゃなんですね。

写真左に写っている星型のケースは、トミー製の「ミーバ」というスライム状のおもちゃが入っていたものです。スライムよりも粘性が強くプルンプルンした肌触りだったような気がします。
夜光物質が練りこんであるんですね。暗い所ではぼんやりと光るんです。

今でこそスライムという言葉はよく聞きますが当時としては結構新鮮で、テレビのCMから受ける印象はまるで粘菌のような不思議な生き物でした。
ワームマンは窓ガラスなどに投げるとくっついて、その後生きているかのようにしばらく動くんですよね。

そう、こいつらの魅力の根源は「不思議な生き物感」だったのです。

昔は今ほど科学的な考え方やロジカルシンキング等は普及しておらず、世の中には迷信や説明がつかない現象がごろご落ちていました。

たとえば、川口浩探検隊は本物の大冒険を繰り広げていると疑いの余地なく信じていたし、タイガージェットシンは正義のレスラーや観客をサーベルでぶっ刺す極めて恐ろしい存在だと信じていました。(ぶっ刺された人はなぜ死なないんだろう、とは少し思っていました。)

小学生向けの百科シリーズなどには七不思議やオカルト的なネタが溢れておりましたので、スライムが生き物のように動いて自分でバケツから出てくると聞けば、「有り得る」と思えてしまう時代背景があったのです。

まあ買ってみれば想像と違って全く大したものでは無いことが分かりすぐに飽きてしまったんですけどね。
とにかく当時は不思議な物としてのマーケティングが成功して結構流行っていたのです。

自分は母にねだりスーパーで買ってもらいました。

どのスーパーかというと今はコモディイイダがある場所にあったスーパーです。
幼い頃だったのでスーパーの名前は憶えていなかったのですが、ウィキペディアの「新松戸」の説明によればマツモトキヨシの新松戸中央店だったんですね。


下記、1980年のマツモトキヨシ新松戸中央店の写真です。

しんまつどドットコム様ご提供

話をスライムに戻しますと、当時購入した品は早々に捨ててしまい今はありません。
遊んでいると埃などを吸いつけてしまい汚れてドス黒くなってしまうんですよね。

中身をお見せしたいところですが今回購入した品は新品につき開けられないので、ネットで見つけた画像を貼り付けます。

出典 sa2hara.com

ワームマンの方はyoutubeに動画がありました。



動画に出てくるワームマンは全く壁にくっつきませんでしたよね。
ワームマンが劣化しているせいもあるのでしょうが、私が購入した当時も流石にあんなざらざらした壁ではなくて、窓ガラスなどツルツルの板に投げつけて遊んでいたように思います。

あと、本来の色はパッケージと同じような蛍光っぽい緑だったはずですが、動画ではうす黄色に変色していましたね。

当時は劣化したワームマンはスライムに漬けると復活するなどと言われていましたが、ここまで劣化するとどうなんでしょうかね。。

ところで、最近ではスライムのぱちもんが100円ショップなどで売っていますよね。
4歳の子供に買い与えたら面白がって2時間もの長時間遊んでました。
すっかりオジサンになってしまった自分には分かりませんが子供にとっては未だに魅力るおもちゃなのかもしれません。

とにかく懐かしいおもちゃです。





2017年6月16日金曜日

新松戸の変わらぬ風景②


70~80年代と比べ、新松戸はかなり変わってしまいましたが、その中でもほぼ原風景をとどめている場所も僅かながらあります。

そんな場所を散歩をしつつ写真を撮るのが楽しいので、時間を見つけては訪ね歩いています。

 今回、写真を撮ってきた場所は左の地図の赤枠の場所で、主に新松戸駅の北側のエリアです。
結構マイナーな地域で、余り多くの人が行くところではないかもしれませんね。

自分が小学校低学年の時、下山公園の東側にあった絵の教室(松戸美術研究所)に通っていたり、新松戸第一公園の近くに友達が住んでいたりと、割と縁があり結構よく遊びに行ったのです。



この写真↓は下山公園です。
この公園、長細いのが特徴的です。植木が大きく育っていることを除けば35年前からほとんど変わりません。
遠くに見える緑色の波打って見える遊具ですが、コンクリートでできておりペンキが塗ってあります。全く変わりません。

この写真↓は新松戸第一公園です。















この公園もほとんど何も変わりません。特に入り口にある黄色い柵が印象的で、若干錆びているものの本当に昔の状態をそのままとどめています。

公園お近くにあるお宅。ここも変わっていません。ホッとします。
















あと、今でも通りかかると必ず寄るのですが、絶対外せないスポットがグランドール。 言わずと知れた断トツおいしいケーキ屋さんです。

35年前にも全く今と同じ姿でそこにありました。
70年代からやっている老舗がほとんど消えてしまった中、 元気に営業されている姿を見るだけでホッとするとともに愛おしい気分になります。



















ここはスフレチーズケーキが美味しいんですよね。小さいころから大好きでした。

あと、バケット入りのレディーボーデンのアイスクリームを買ってもらい、よく家族みんなで食べたものです。
あの頃はハーゲンダッツなどありませんでしたから、高級アイスといえば、レディーボーデンでした。

レディーボーデンって今もあるんですかね?
→調べたところ、あるようですね!無性に食べたくなりました。

youtubeに当時のCMが転がっていました。



下の写真はグランドールの隣にある謎の階段です。この階段も昔からあって、その当時から謎でした。キャバクラでもありそうな雰囲気ですよね。(実際のところは調べていませんが。。)


今回はこれくらいにいたします。変わらぬ風景シリーズはまたやりたいと思います。

2017年6月4日日曜日

ガチャガチャドラえもんという懐かしいアイテム


ヤフオクで復刻版の超合金ガチャガチャドラえもんを購入しました。


このおもちゃのオリジナルの方は1979年発売ということで38年も前になります。
ヤフオクでオリジナルの方もしばしば出品されているのですが、汚れが目立ったり付属のカプセルが無かったりなど状態が悪いものが多いんですね。
それで復刻版にしました。

オリジナルの販売当時に自分は小学校1年生で、ドラえもんは凄まじい人気。
テレビでは月曜~金曜18:50-19:00、金曜はその後にもう1枠19:00-19:30、日曜10:00-10:30と週7枠もの放映があったくらいです。
うちは両親共働きでしたので、母が帰宅後に夕食を準備するため世間一般より夕食の時間が遅く、平日の10分間枠を視ながら夕食を待つ日々でした。

こちら、Youtubeに転がっていた日曜日のエンディングです。↓
こちら、平日10分枠のオープニング↓
こちら、金曜日のオープニング↓

さて、ガチャガチャドラえもんのオモチャに戻りますが、
大人気の四次元ポケットから素敵な道具を際限なく取り出すドラえもんと、ギャンブル性が子供を中毒にさせるガチャガチャがコラボしたこの製品、実によく練られた企画ですよね。

当時流行っていましたので多くの友達の家にありまして、自分も欲しくてほしくてしょうがなかったのですが、ついに買って貰うことができませんでした。
人気がありすぎて手に入らなかったのか両親がケチだったのかは今になっては分かりません。
たぶん後者かな?

さて今回購入した復刻版ですが、うちに届いたとたんに4歳児の息子に発見され、気づいたときには開封されておりました。


小さなガチャガチャのカプセルを後頭部の投入口から入れ、しっぽを引っ張って離すとポケットからカプセルが勢いよくポコンっと出てきます。

よくできたおもちゃというのは世代を超越した面白さがあるのですね。うちの4歳児はしばらくの間夢中になって遊んでいました。

まあ新品ですので壊れてしまうことは無いと思いますが放置すればカプセルなど付属品が無くなるのは時間の問題であります。

スキをみて子供の手が届かないところに隠して大事に保管しようと思います。

2017年5月5日金曜日

1984年1月19日の大雪


1984年1月19日は大雪でした。新松戸でも積雪が20センチを超えたのです。

自分は当時3年生だったのですが、かぎっ子で学童保育所に通っていました。
当日は昼頃から雪が降り始めたと記憶していますが、未だかつて経験したことのないような積もり方で、学校から学童保育所への下校中に雪玉を転がして帰りました。

雪玉の直径が1メートルを超えるとかなり転がすのがきつくなり、休み休みかなりの時間をかけて押して行きましたが、後から来る子供達や近所の主婦にも手伝ってもらい、何とか学童保育所にまで転がして帰ることができたのです。
着いた時には手袋も通水していて手が氷のように冷たくなり、靴もびしょぬれでした。

その時に作った雪だるまがこれ。
言うほど大きくないじゃん、と思うかもしれませんが、実は雪だるまは段差がある敷地の外側にあり、下部が30㎝くらい見えていないのです。

結構りっぱな雪だるまで、ローカル雑誌の記者が取材に来たりもしました。

この写真は雪が降った翌日ですかね。。


学童保育所には当時学校にあったのと同じように大きな黒い筒型の石油ストーブがおいてあり、そこで暖を取りながら手袋や靴下などを乾かしたのです。
全く同じものかわからないのですが、こんなイメージのストーブです。

pinterestより引用

ところで昔の新松戸学童保育所は新松戸4丁目254にありました。今は新松戸南小の敷地内に移ってしまったようですね。

<2007年頃の新松戸学童保育所のストリートビュー>



1984年の雪だるまの後ろに広がる雪原は当時まだ畑でした。
秋になるとさつまいも掘りなどをやらせてくれたのでした。

2007年のストリートビューでは砂利の空き地になってますね。。
今はサーバス新松戸というマンションが建っているようです。



この大雪は当時は結構な大事件で人が入れるカマクラなんて作ったのは初めて。
数日の間思い切り遊べたのでした。楽しい思い出です。


既にいいかんじのオジさんになり、当時の面影ございませんので顔出し上等でございます。


2017年3月5日日曜日

てんとう虫型レコードプレーヤーという懐かしいアイテム


70's~80'sはレコードの時代でした。
巷にはレコードショップやレコードレンタル店が結構あり、新松戸にも何店かありました。

今回は、そんな時代に活躍したてんとう虫型レコードプレーヤーのご紹介です。

このマシーンは日本コロムビア製のSE-8という機体なのですが、とにかく当時は広く普及した製品でした。

保育園の教室にはありましたし、お友達で持っている子も多かったやに思います。

それだけ普及していたためと思われますが30年以上が経過した現在でも使用できる状態の機体がヤフオクなどに数多く出品されておりまして、今回そんな一台を入手することに成功しました。

SE-8はかなりのロングセラー商品でもあったかと思いますが、今回手に入れたのは1979年製ということで比較的新しくきれいな機体です。


レコードを聴くのは何十年ぶりでしょうか。扱い方を完全に忘れており最初はおっかなびっくりの操作となりましたが、やってみると意外と良い音が出たので嬉しくなりました。

スピーカーやアンプが小さいので携帯ラジオのようなチャチな音ではあるのですが、それがまさに期待通り。
心地よい昭和な響きを奏で、この上ない良い味を出しています。

再生するレコードの方はといえば、これまたヤフオク等でかなりお安く買えます。
もはやレコードプレーヤーを持っている人など少数ですので、需給バランスが崩れており投げ売り状態なんですね。

で、大人買いしてみたのが以下の品々。

まずはピンクレディーのUFO。
これは説明が要らないくらい定番ですよね。
当時はどこに行っても、いつもこの曲が流れていました。


それから、これも定番の「およげ!たいやきくん」
ひらけ!ポンキッキ発の曲だったんですね。

自分もたいやきくんが大大大好きで、色々なグッズを持っていたものですが、中でも大事にしていたのがたいやきくんケシゴムでした。
ある時お風呂にいれて遊ぼうとしたところ、誤ってバスタブの裏側に落としてしまいロスト。そのまま海に逃げ込まれてしまったのです。
悲しかった。。


お次は鉄腕アトム。
「アストロボーイ、アストロボーイ、マイティーアトムー」という歌詞でおなじみの「未来に向って」が大好きでした。
1982年くらいですかね、リメイク&再放送が何回もされているうちの1つと思いますが、夕方に放映されていたのを観るのが楽しかったです。


次はデンジマン。
当時の男の子たちの胸を熱くした戦隊ものの走りですね。

あまりにキャッチ―なリズムの主題歌は一旦耳に入ってしまうと数日間は頭の中で反復再生されることとなります。
きわめて中毒性&依存性の強い曲です。


幼いころに聞いていた曲って、なんとも言えず心に響くんですよね。
うまいコーヒーを飲みながら聞くと至福のひと時が味わえます。

これだけ楽しめて、しかも安いってのがいいですよね。
レコードは絶対おススメです。

こんどはドラえもんでも買おうかな。ほんわかぱっぱ、ほんわかぱっぱ、のやつ久しぶりに聞きたいです。。