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2019年3月22日金曜日

ガンプラという懐かしいアイテム


Wikipediaによると起動戦士ガンダムの初回放送は1979年とのことですが、当時5歳だった自分はガンダムを全く知りませんでした。

自分が初めてガンダムに出会ったのは再放送時の1981年、小学校1年生の時です。
ロボットアニメと言えば勧善懲悪的なストーリーが当たり前だった時代ですので、敵キャラの方がむしろカッコいいガンダムは当初視聴者の理解を得られなかったようです。

複雑なストーリーが視聴者に理解されて人気が出たのは再放送されたからというのは有名な話で、自分の場合もまさに再放送世代なのでした。

ご存知の通りガンダムには「ニュータイプ」、「モビルスーツ」、「スペースコロニー」など聞きなれない単語や概念がいっぱい出てきますので、7歳の自分には理解が難しくストーリーは殆ど理解できませんでした。
が、それでも熱狂させられたのは友達に釣られたというのもあったでしょうが、やはり美術や音楽などが秀逸だったからなのでしょう。

当時は駄菓子や文房具のイメージキャラがガンダム一色なくらいの大変な人気で、特にプラモデルはお店に入荷すると即完売。情報弱者の7歳児には全く手に入らない代物でした。

当時新松戸でプラモデルを買えるお店はダイエー(2階だったかな?)のおもちゃ屋さんと新松戸5丁目にあったファニーランドという模型屋さんだったのですが、どちらの店もいつ行っても品切れ状態で、奇跡的に在庫があっても「アッガイ」とか「ゴッグ」などのカッコよくない系のキャラか又はやたらと入荷数が多かった「ジム」なのでした。

そんな中1982年1月24日(日)にはガンプラを買いにダイエーに殺到した小中学生がエスカレーターで将棋倒しになり重傷者を出す事件まで発生しました。
情報に疎く入荷日を狙って買いに行くなどできなかった自分は巻き込まれることはなく、たしか自分が通っていた横須賀小学校からも怪我人は出なかったはずですが、事故の翌日には学校でキツイ注意喚起があったのを覚えています。

しばらくお店が休業になったかガンプラの入荷がなくなったか、そんな自粛的な措置があったような記憶があります。(正確には覚えていません。。)

そんなガンプラですが35年以上を経た今では、ヤフオクを探すと当時モノが以外とお手頃なお値段で出品されているんですよね。
善良なお金の使い方とはこういうもの、大人買いしてみました。

ガンプラの箱が積まれている様子を見るとワクワクするのはきっと自分だけではないしょう。
この景色が何とも言えず心地良いので今回入手したものを組み立てるつもりは毛頭ございません。
(写真中の組み立て済みのものは、最近ドンキホーテで買った今どきのものです。)

写真上部でグフが豪快に切られている丸縁の絵は巨大なメンコです。
これだけが当時ファニーランドで買って実家に残されていた純粋な意味での自前購入品になります。

あと、ガンダム関連グッズで忘れられないのはカバヤ食品から発売されていた「新しいデラックス・ステッカー入り.ガンダムガム」(50円)です。

こちら駄菓子屋で売られていた板ガムなのですが、付属のステッカーが美しくて種類も多く、また板ガムも大きかったのでお買い得感がありまして、これを買うためにお小遣いを握りしめて中山酒店に通っておりました。

当時自分が購入したものはもう残っていないのですが、最近ヤフオク等で集めたのがこちら。

いやはや懐かしい限りです。

引き続きもう少しプラモを買い足して駄菓子屋風の棚に格納してみたいです。
なんといってもガンプラは箱積みになっている景色が最高なのです!